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こんにちは。TUMUGUです。前回は「成功のカギを見つけよう」と題してKSFの見つけ方についてお話ししました。 今回は「お客様は誰?【ペルソナを決めよう】」というお話です。ペルソナというと耳慣れない言葉かもしれませんが、「自分たちの商品やサービスを利用してほしい人は誰か?」という意味です。つまり、狙うべきターゲットを決めて行こう!というお話です。使ってほしい人は誰?まずは簡単に考えてみましょう。誰にこの商品を買ってもらいたい?誰にこの商品を使ってもらいたい?この商品の魅力が最大限発揮されるのは どういう人に使われるとき?この商品はどういう人の生活を豊かにする?商品やサービスを作り上げるとき、必ず考えているはずです。まずは原点に立ち返って、誰に使ってほしくてこの商品を作ったのか、どういう人に役立ててほしいのか、思い出してみましょう。【Point. 1】ターゲットは超具体的に絞るべしターゲットを決める際に陥りがちな失敗として、ターゲットの範囲を広く取りすぎてしまうことがよくあります。例えば、20〜30代の女性 というようなターゲットでは範囲が広すぎて、本当に商品の良さを伝えたい人に効果的に伝えることができません。そこから生み出されるのは非常に曖昧な施策ばかりになってしまい、余計なコストや時間がかかってしまいます。そうではなく、友人のAさんに使ってほしい!というようにものすごく具体的にターゲットを絞りましょう。具体的にターゲットを決めることで伝えたい人にピンポイントで伝えることができ、非常に効率的かつ効果的に戦略を練っていくことができます。デモグラフィクス・サイコグラフィクスそうは言っても、どうしてもターゲットの範囲が広く曖昧になってしまいがち。そんなときは、デモグラフィクスとサイコグラフィクスという2つの観点から整理してみましょう。【デモグラフィクス:集団の特徴】年齢、性別、学歴などでターゲット層を絞ります。【サイコグラフィクス:心理的な特徴】その人自身の心理的な特徴を指します。好きな映画や音楽など、その人の内面に迫ります。ターゲットは何歳?女性?男性?一人暮らし?実家暮らし?通勤は電車?どういう会社に勤めている?趣味は何?好きな映画は?休みの日は何をしている?などなど、細かく整理していきましょう。注意したいのは、ブランドのジャンルによって整理する内容が少し変わることです。化粧品ブランドなら、普段メイクにかける時間は?どんな人に憧れている?掃除用品ブランドなら、いつも使っている洗剤は何?掃除に対してどんなふうに思っている?など、そのブランドのジャンルに特化した深掘りをしていきましょう。【Point. 2】ターゲットは自分ではないと自覚するターゲットが自分と似ている人物像ならペルソナは設定しやすいですが、もし自分とかけ離れた人物像の場合、必ずターゲットに近い人にリサーチをしましょう。自分の価値観だけで「きっとこうだろう」と考えペルソナを作ってしまうのは危険です。ここで作る人物像が間違っていると、今後のブランド構築の方向性もズレてしまいます。注意深く、じっくり丁寧にペルソナを作っていきましょう。------------------------------------浜松を拠点に、ブランディングや事業戦略サポートを行っている会社です。お問い合わせやご質問等お気軽にどうぞ。...